今まで文字列のみのデータを扱っていましたが、ActionScriptではいろいろな種類のデータが存在します。ActionScript内で使用できるデータは、大きく分けて4種類に分類されます。これらのデータにはメソッドと呼ばれる関数を持っており、自身のデータを処理するための関数が用意されています。
数値型は、正負の符号つきの数値扱うデータで、正数、小数点付きの数値を使うことができます。以下のものが数値になります。
| trace( 100 ); trace( -1450 ); trace( 10.04 ); trace( -0.1356 ); trace( 0x1000 ); trace( 07124 ); |
最初に0xと始まっているのは、16進数による数値の表現です。カラーパレットで表示されている#FF0000と同じもので、ActionScriptでは、カラー効果を設定する場合によく利用します。また、小数点以下の値ではなく先頭が0から始まっている数値は8進数の表現です。これは利用することはほとんどありません。
文字を表現するために使用するデータです。""または''で囲んで使用します。""で囲まない場合は、別のデータの扱いになります。また、文字列内は日本語も扱うことができます。以下のものが文字列になります。
| trace( "ABC" ); trace( "日本語" ); trace( '今日はいい天気です。' ); |
真/偽を扱うデータで、trueまたはfalseが真理型のデータです。比較や等価の演算結果が真理型となります。
| trace( true ); trace( false ); |
オブジェクトは、それ自身ではデータを持たずその中にデータを持ち、複数のデータを扱うことができるデータ型です。この内部に持っているデータをプロパティと呼び、変数のように代入したり取得することができます。上の3つの型も実際にはオブジェクト型なのですが自身がデータを指しているので、区別しています。ActionScriptでは、Function,LoadVars,などの種類があり、ムービークリップもこのオブジェクト型に含まれます。ムービークリップの場合、ムービークリップの幅・高さ、位置などをプロパティとして持っています。オブジェクトのプロパティを参照するときには、"."(ドットシンタックス)もしくは、[](ブラケット)で[]内にデータ名を文字列で指定します。
MCは、タイムライン上に配置したムービークリップのインスタンス名です。
| trace( MC ); trace( MC._width ); trace( MC._height ); trace( MC._visible ); trace( MC[ "_width" ] ); trace( MC[ "_height" ] ); trace( MC[ "_visible" ] ); |